本日はリプレイはありません。プレイ自体はしたのですが、熱中してプレイ時間が二時間にも及んでしまい、ちょっとFF8に割ける一日あたりの時間を越えてしまったので。
明日はゲームをする余裕がない日なので今日の分のリプレイは明日に延長ということにします。


さて、簡単ながらこれまでやった感想を。


FF8、面白いです。こんなに面白いゲームだったのか、と驚いています。
コメントで「ドローをするゲームではない」と言っていただいて精製の重要さを教えていただいたお陰で本当に面白いゲームに生まれ変わりましたよ。


もともと私は戦闘の繰り返しが嫌いなんですよね。ドラクエ3もバラモスの城でどうしてもバラモスが倒せないで、そこで終わってますし。レベル上げるのめんどくさい。
そこがFF8では違いました。
1000ギルでテントを買ったらHP上限が220あがります(前に250と書いたのは間違いでした)。
さらにそのお金を稼ぐのに戦闘は関係ありません。SeeDになりさえすれば、走り回っているだけでお金が入ってきます。まじめに試験を受けつづけてランクを上げていれば、2〜3レベルが上がったくらいの序盤で限界値の1/4のHPが実現するのです。
思い切ったことをしたものです。


何しろ敵さんが100とか150のダメージしか与えてこないような情況なのに、500HP残しているともう特殊技の発動圏内に入ってしまうわけです。こういうのを日本語で虐殺というのではなかったかしら。
これまでやってきた「その時点でドローできる魔法をしこしこドーピングして……」というプレイだったら絶対に味わえない快感です。
しかるべきところにドーピングした場合の特殊技は非人道的に強いですしね。
私このごろ師匠のこと忘れてます。あけみ師匠、まだ呼び出してないなあ。


ド派手な戦闘を楽しみたい奴には怪物のレベルを上げてやらあ。
でも、ラクにクリアするコツは抜け道を探すことなんだけどな。


プレーヤーが正面突破か搦め手から調略かのいずれを選んだとしても対応できる奥の深いゲームなのでした。実は。


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でも皆さんにとって問題なのは、FF8はキャラクターがちょっと……。あの二人はちょっと……ということかもしれません。
私も「好きにな〜る、好きにな〜る」で電源を落としそうになったので今後耐えていく自信があるとはいえませんが、ヒャダルコやキスティスのあまりにも弱い人物描写を見ていると、「せめめてこいつらが一人前になるまでは」という親心のようなものを感じてしまいます。
「あー、わかったから好きにやってくれや」ではなく「お前がまともになる日を見てみたい」とまるで親心になるというか。


ソフトの帯についている言葉は「愛を、感じてほしい」なんですよね。
「見せてやらあ」ではなく
「感じてほしい」です。


これは、「こいつらに愛情を抱くのは難しいだろう。だが損はさせない。暖かく見守ってやってくれ」という製作者からのメッセージじゃないでしょうか。少なくとも私はそう受け取ってます。
ヒャダルコ、キスティスという問題に苦しんでいる二人と、
本人が問題であるリノア、サイファー。
この四人にどう決着をつけるのか。それを見届けるためだけでもエンディングまで進みますよ、私は。師匠を集め損なった時の対策も万全です。セーブは3日分まで残します。


皆さんも、押入れからFF8を引っ張り出してはいかがですか。
Win版がXPで動くならほしいなあ。師匠の呼び出しがもっと早いだろうに。