SeeD認定試験

19時に撤収で、おそらく翌朝10時ごろだろうか。 バラム・ガーデンの近くの港に到着した。 港には風神・雷神が迎えに来ている。 お前たち授業はどうしたんだ。 おやすみだったのか。 サボったのか。 もしかしたらこの二人はもうSeeDに合格したのかもしれない…

山を駆け下り、街を走り抜ける。 途中でお店の中からC班の隊員が飛び出してきた。 C班の人員は二人だけだった。 もう一人いたはずの人間がどうなったのか知りたくないな。 この班にも暴走班長がいたと想像しておこう。 いや、そっちのほうがいやだが。とにか…

ビッグス少佐は生きていた。 少年兵とはいえエリート下士官の卵たち四人に囲まれながらも 彼の死んだフリは窮地をきりひらいた。 おそらくガーデンでの学生時代 体育の授業とか格闘技の授業とか演習とかから仮病で逃げまくったのだろう。 どんな特技もどこか…

ともあれ我らが班長どのは 「じゃあ集合!」と叫んで奥のリフトで先に降りていってしまった。 ……すまない。その行動の意味がわからない。 リフトは四人は乗れるんだからみんなで降りればいいじゃないか。 さっきから君は暴走して工兵を追い散らかしいい気に…

伝令はようやく班長を見つけて指令を伝えた。 1900時に海岸より撤収であると。 昨日16時に学校に集合し、上陸の時間が明け方のようだった。 そして、現在の時間は1830時。 サイファーが退屈だー退屈だーとわめいてもしょうがないくらい けっこうな時間が経過…

トカゲ鳥にはてこずった。 小心者なので、HPは高く保っておく癖があるのだが このトカゲ鳥、相手のHPが高い状態だとストームブレスという息を吐く習性があるらしい。 これは三人ともにHP最大値の1/3程度のダメージを与えてくれる攻撃で ひとたびこれを食らう…

ビッグス少佐は赤い服の士官だけにたくさんのHPをもらっていそうだ。 つまり、おねがいします、師匠。 おしち師匠が巨大な火の玉をビッグス少佐に叩きつけると、やはり彼はまだ立っていた。 そこに少佐の部下のウェッジが戻ってくる。 どこに行ってやがった…

三人組が到着したが、すでに電波塔は動き出してしまった。 巨大なブレーカーを思わせるレバーが片端から上がったり下がったりし 電波塔は振動に震えてスパナが地上に放り出される。 これほどの工兵たちであったらスパナもかなりいいものを使っていそうなので…

画面が切り替わって、おそらくヒャダルコたちが向かっている電波塔の上層部になった。 赤い士官の服装に身を包んだビッグス少佐と 青い兵卒の服装のウェッジが機械の修理をしていた。 見渡す限り護衛の兵士はいない。 先ほどの推測どおり、この電波塔にいる…

リフトはきしみ音をあげながら電波塔の中央を登っていく。 セルフィの声だけがその轟音に負けなかった。 「こういうリフト、大好きなんだ〜」 もちろんヒャダルコは相手にしない。仕方なくゼルがたしなめた。 「はしゃいで落ちたりするなよ」 「落ちないもー…

我らが班長殿を追ってリフトに乗り込んだ。 古くからある施設だが、リフトは生きている。 ガルバディア兵の皆さんががんばってくれたんだろうな。 ドール公国に侵攻したガルバディア軍のうちいわゆる戦争に特化した兵士たちは 山間部にてドール公国軍を殲滅…

電波塔の中すぐにセーブポイントを発見した。 プレイ時間が一時間を経過していたので これ幸いとセーブする。 今日はものすごく色々なことがあった。 前にFF8をやったときは2回とも 早く次のムービーを、と思うだけで このキャラは何を考えているのかなど…

「まてーはんちょー」 三人とも同列のSeeD候補生だから 班長かどうかは便宜で決められたことだ。 そして三人のうち二人はここにいる。 それでもセルフィは班長に伝令を伝えるらしい。 このあたりは学園の教育を感じさせるな。 ヒャダルコとゼルが伝令の内容…

A班の、上陸直後に街の入り口を守っていた女が単身でやってきて そして岩場からころげ落ちた。 どうでもいい岩場から落ちた。 転げ落ちた。 ……SeeDの試験にお前が合格するかどうかは知らん。 でも、普通の軍隊教育というか走り込みをしている人間なら 今のは…

たどり着いた山頂でサイファーにからかわれた。 「お前、本物の戦場は初めてだろ、怖いか?」 サイファーは初めてじゃないのだな。 そうか、試験は実地の戦争なのだから 落第常連のサイファーは何度も経験しているのだろう。 でもそこはつっこまず、ヒャダル…

敵だ! 上述したように吸い取りの呪縛から逃れたので 気楽に戦えた。 そのうえケアルという回復魔法を無尽蔵に吸い取れるので 基本がケアル吸い取りで回復し 手があいたら攻撃する、で楽勝である。 が、たまに操作ミスして 怪物を回復させてしまう。 俺この…

山頂に向かう山道で、ドール公国の兵士が負傷していた。 山頂には電波塔があり兵士たちはそこに向かったらしい。 サイファー当たりだよ。 あるいは、山頂に向かう軍隊が広場から見えたのかな。 うちのテレビ14インチだからわからないんだ。 もっと大きなのが…

たくさんの兵士が山の上に走っていった。 サイファー「なんだ、あの山頂の施設は」 いや、普通に気候観測所とかじゃないのか。 船からの遠景では市街地に塔は見えなかったから テレビ塔の可能性もあるだろう。 ところで班長 中央広場から兵士が大量に走って…

「ガルバディア兵! 何をてこずっているんだ! 早く俺のところへ来い!」 サイファーさんが熱心に死亡フラグを積み重ねています。 でも誰も来ない。 惜しいな。いま誰か引き金を引けば 命中しようがしなかろうが班長は死ぬ。 死亡フラグってのはそういうもん…

いやな予感に脂汗を流しているヒャダルコをよそに 我らが班長は相変わらずガルバディア兵を挑発している。 なあ班長。お前はマンガを読まない奴なのか? 雑魚を蹴散らした程度で慢心して敵を挑発する行為は 30%くらいの確率で死亡フラグなんだが。 やるなら…

班長がしきりに敵を挑発している。 「おいガルバディアの臆病者! 俺を退屈させるな!」 な、なん(いろいろ略) ガ軍って、ガルバディアのことなのか。いやな予感が的中した。 というのも、初日に読んだ説明には 自分たちのいるバラム・ガーデン以外にも 「…

上陸したらA班の連中がいた。 「敵、いないみたいだね〜」 一人のんきな女がいるな。 まあ、女がいるだけで羨ましいが。こっちは老け顔と入れ墨だもの。 でもなんでこの女どもは戦場で素足を出してるんだろう。 ああ、女の足に見とれてたらサイファーが行っ…

ムービー、スタート! 七艘のボートが海面を走る。 四艘がSeeD候補生で、残りの三艘のSeeDの先輩方だろう。 なんで先輩方に三層与えるんだろう。 9人を5人と4人で分ければいいじゃないか。 いざ撤退する時速く逃げられるように 先輩ボートは軽くしているのか…

上陸直後から交戦が予想されるらしい。 俺、いまプライベート・ライアンを想像したのだが。 死にたくない。 そんなことを考えていたらサイファーに外の様子を見て来いと言われた。 ちょっと。 お前もプライベート・ライアン見たのかもしかして。 迂闊に頭出…

俺たちの任務は市街地のガ軍排除 ゼルが責任重大だとはしゃいでいる。 そうか? 国民が市街地にいるならともかく 軍隊に守られて山間部にいるのだろう。 では、市街地にあるのは単なる箱だ。 でもまあ、ゼルは市街地を単なる箱とは見ないで 人々の暮らしの場…

考えてみれば たった49時間で一国の軍隊が都市を放棄し 住民を避難させるのはすごいことだ。 考えられる可能性は 1)ガ軍の機動力あるいは、国境と都市の距離の問題で、 国境侵犯後すぐに戦闘になった 2)ものすごい大部隊だとわかったから、ガ軍が到着す…

シュウが作戦を説明する。 クライアントはドール公国の議会で、『ガ軍』に侵略されたのだそうだ。 侵略後49時間で市街地を放棄し 現在は山間部に立てこもっているらしい。 そして、18時間前にSeeDの派遣を要請したらしい。 1600に集合し、シド演説と移動で60…

シュウという女性が登場した。先生と友達のようだった。 学園の同期で、すでにSeeDになって学園で働いている人なのだろう。 サイファーとも親しいようだった。 説明書を見たところでは キスティス先生とサイファーが18歳で ヒャダルコとゼルが17歳だ。 充分…

ふと思い出して、先生に聞いてみた。 サイファーにおでこ切られて寝ていた保健室で娘さんを見かけたが あれは誰なのか。 キスティス先生は知らないといった。 当たり前だ。質問の仕方が悪い。 お前は「今朝」と言ったが あれはもう三日も前のことなんですよ…

車内でゼルが話しかけてきた。 ガンブレードを見たいらしい。 やっぱり何かあるのだろうか。 「ガンブレード使いはつねに敵中に孤立して 地雷を踏んだのかどうかわからないけど、大爆発するんだ。 そのお陰で逆転した戦況も何度かあるらしい」とか。 だって…