Disc1

一方、時計台にいるアーヴァインとヒャダルコであるが 必死になだめすかしてみてもアーヴァインはダメだった。 本番に弱いらしい。ふざけたりかっこつけたりなんとかしようとしたけどダメだった、という。 「いいから撃て」とヒャダルコは容赦ない。 「僕の…

場面は変わって、一刻も早く凱旋門に戻らなければならないドジチームである。 相変わらず水路を走っていく。 一度怪物と戦ったが、面倒なのでゆうざん師匠にエンカウントなしの特技を発揮していただいた。 何度か迷ったが凱旋門に到着し窓を覗くと 時刻はま…

パルプンテはまだ生きていた。やっぱり父親の評価は低すぎると思う。強いよあなたの娘は。 特に腕からたまを発射するムービーは このゲームでいちばん笑える絵だと思う。 「こわかった……」 無事を確認して立ち上がったヒャダルコにパルプンテはすがりついた …

演台には無造作にデリング大統領の死体が捨てられていた。 怪物を影武者に使うような度肝を抜く登場の仕方をした彼も おそらくその影武者をあやつる力自体がイデアに与えられたものだったのだろう。 20年近く独裁を続けた以上、たぐいまれなる頭脳と精神力、…

そして操作はヒャダルコとアーヴァインに戻ってきてアーヴァインは大急ぎでパルプンテを救おうとする。 しかしヒャダルコは眉一つ動かさず キスティス先生たちから師匠を引き剥がした。 あれ? けっこう長い間パルプンテは師匠ドーピングをしていない状態で…

大佐の座敷牢から脱出した凱旋門チームは下水道を進む。 直接下水道につながる、ということはやはりカーウェイ大佐の脱出用なのだろう。 そりゃそうか。20年近くにわたるデリングの支配に関与していたのなら 『森のフクロウ』よりまともなレジスタンスが家を…

一方で閉じ込められたキスティス先生であるが。 ○ボタンを連打しながら歩いていたら適当にグラスを取り出して適当に彫像に置いてしまった。 ゴゴゴゴと音を立てて彫像が一回転し抜け道が現れる。 ほんとよくわからないなこの部屋は。どういう用途なんだ? 来…

演説をする前、魔女イデアは「臭い」と吐きすてた。 山にいる獣が火薬や鋼のにおいを敏感に察知するように アーヴァインとヒャダルコの存在に気づいたと思ったがそうではなく 目の前で歓声を上げる市民たちに向けての言葉だった。 「薄汚れた愚か者ども」 マ…

一方で身代わりの術で脱出したパルプンテは 関係ないであろう地下道にもぐって月刊武器5月号を手に入れる。 そしておあつらえ向きに積んである荷物をえっちらおっちら登り 魔女の元に向かっていった。 私にだってできることはある。 憑かれたようにそれを繰…

大佐は邸宅に戻り狙撃チームは大統領官邸前へと向かった。 凱旋門チームのリーダーであるキスティス先生は一つ後悔が晴れないでいる。 さきほどパルプンテに向かって放った言葉 正しさは疑わないが年下のお嬢さんに向けてはきつかったかもしれない。 セルフ…

一方こちらは狙撃チームのヒャダルコとアーヴァインである。 アーヴァインはガルバディア・ガーデンの生徒であり 彼らの先輩はまず大半がガルバディア軍に買われていく。 そんな中で、傭兵でありながら独自ブランドを確立したSeeDは興味の対象だろう。 ナマS…

もう準備することもないのでそのままチーム分けをする。 とはいえ大佐には希望があり 狙撃チームはなるべく少数精鋭でリーダーとアーヴァインの2人だけ 凱旋門チームは隠れていてポチっと押すだけなので残りの3人がつめる。 「万一狙撃が失敗したり」 大佐の…

パルプンテにふられたばかりのアーヴァインがしびれをきらした。 「おいおいおい、おたくらよ。俺たち魔女を暗殺しに来たんだろ? 先にその話をしないか?」 正しい意見だ。ヒャダルコと大佐もとりあえず一時停戦をし、計画の説明が始まった。 大統領デリン…

カーウェイ大佐の応接室に通された。 部屋の中には質の良さそうなソファや彫像などのほかに書棚と食器棚が置かれている。 そして大きな机もあった。 応接室といっても軍部No.1となると来客が多いのだろうか。 それで本人の書斎と応接室を一緒にしたのかもし…

デリングシティに戻り、門番に出席番号を伝える。 あっぶねー。前回の日記に出席番号を書いていなかった。 そしてこの日記のための下書きメモは同じテキストファイルに上書きしているから 既に消されてしまっていたのだ。 なんとか記憶をほじくりかえして通…

この2人は自動回復機能を持っているようだが セルフィのスロット→ブリザラ×3とか ゼルのデュエルでパンチ頭突きパンチ頭突きとか スコールの連続剣であっという間に死んでいった。 ホントにこのゲームの戦いは圧勝する爽快感だけが残ります。 ヒャダルコた…

名もなき王の墓に到着すると、生徒が2人逃げ出してきた。 あら。ほんとに危険なのか。どういう怪物がいるのだろう? とりあえずゆうざん師匠の『エンカウント半減』を外して様子を見ることにする。 入り口すぐでいきなり「男子出席番号15」という剣を見つけ…

列車はデリングシティに到着した。 部隊の仲間であるセルフィ・ゼルに任務を説明したところ目的地はカーウェイ大佐の私邸であるという。 名目はあくまで市内警備の応援であるそうだ。 ラグナはここにいるのだろうか? ふとヒャダルコは思った。 バカな男と切…

怒られてさすがにしゅんとしたらしく 狙撃手の愚痴が始まった。 彼の苦しみを、誰もわかってくれないらしい。 狙撃手は一人ぼっちなんだと。 「ひとりぼっちの世界で精神をとぎすまして 一発の弾丸に自分の存在をかけるんだ」 うん。それはわかる。 狙撃は確…

とりあえずおもいつく錬金術は全て試して、学園から見える駅に向かった。 ここから目的地であるデリングシティまで直行便が出ているという。お金は3000ギル。 地道にSeeD試験を受けているので、テントを買いながらでもそれほどお金には苦労しなくなっている…

新メンバーのアーヴァインが加わったことだし、このあたりでドーピングの材料を集めてみようかと思い立った。 たつきち師匠が『カード』『カード変化』の特技を身につけたから片端からカードに変えてアイテムに変え ドーピング材料にしようという腹づもりで…

応接室を出て一人でうろつきまわっていたら、なんと風神と雷神に声をかけられた。 正面から見た風神は眼帯をしている。でもきれいな顔立ちじゃないか。 彼らは学園長からの伝令でここにやってきたそうだ。 ティンバーに行けなくなってしまったから、同じく学…

夢から醒めた。 ゼル「またラグナか?」 セルフィ「ラグナさま、ピンチなんだよ どうなったのかな」 いや、ピンチはキロスとウォードだと思うぞ明らかに。 お前突き落とされたじゃないか。 キスティスが説明を求めるが答えられる者は当然いない。 「ここで考…

ふたたび森の中である。 ラグナが遠くを見ており、ウォードとキロスが何か調査をしているらしい。 前回の夢からどれくらい経ったのかな。 ラグナ「わりい。間違った。現場はここじゃねえ」 ラグナの方向音痴は相変わらずだ。 しかし今回は、そもそも目的地の…

最近列車に乗るといいことがなかったが、今回は無事に学園東についた。 そしてぐるりと見回すと、なるほど岩山に囲まれたちんまりとした森が見える。 視点の高さを変えたら確かにガーデンらしいキラキラも発見した。 勇躍して森に入り込む。 谷間の森に突入…

兵隊が撤収を開始したらしい。いまがチャンスということで家から出ると 挙動不審な兵隊がいた。騒ぎにならないように街を出ようとするが門番に止められた。 ワッツが変装セットを持ってヒャダルコたちを探してうろついているらしい。 って、あの兵隊がワッツ…

その場にかけつけたパルプンテの先導にしたがって放送局を離れた。 聞けば森のフクロウのアジト列車も家捜しされてしまったらしい。 そしてパルプンテはしばらくティンバーを離れることに決めた。 「私を安全な場所まで連れ出して」 まだお前と一緒にいなけ…

収録エリアにはサイファーとデリング大統領、そしてキスティス先生しかいなかった。 「彼の身柄を拘束します!」 えーと、せんせい? 『彼』はデリングなのか? サイファーなのか? 「なにしてるんだ、あんた」 ヒャダルコも呆れ顔だ。ということは番長は暴…

17年ぶりに電波による放送が成功した。果たしてデリング終身大統領は何を言うつもりなのか。 大統領の提案は以下になる。 『世界中の争いを終わらせたい』 ここでセルフィが当たったと大喜びした。 なんだろう。他のゲームだとあきらかに鬱陶しいキャラなの…

電波の画面をぼーと眺めていたらワッツがやってきた。 既に大統領はスタジオ入りしており、警備の兵士たちでとても電波ジャックどころの騒ぎではないという。 そこで急遽パルプンテは方針を変更した。 大統領には好きなことを言わせましょう。でもそのあとで…