ティンバー

兵隊が撤収を開始したらしい。いまがチャンスということで家から出ると 挙動不審な兵隊がいた。騒ぎにならないように街を出ようとするが門番に止められた。 ワッツが変装セットを持ってヒャダルコたちを探してうろついているらしい。 って、あの兵隊がワッツ…

その場にかけつけたパルプンテの先導にしたがって放送局を離れた。 聞けば森のフクロウのアジト列車も家捜しされてしまったらしい。 そしてパルプンテはしばらくティンバーを離れることに決めた。 「私を安全な場所まで連れ出して」 まだお前と一緒にいなけ…

収録エリアにはサイファーとデリング大統領、そしてキスティス先生しかいなかった。 「彼の身柄を拘束します!」 えーと、せんせい? 『彼』はデリングなのか? サイファーなのか? 「なにしてるんだ、あんた」 ヒャダルコも呆れ顔だ。ということは番長は暴…

17年ぶりに電波による放送が成功した。果たしてデリング終身大統領は何を言うつもりなのか。 大統領の提案は以下になる。 『世界中の争いを終わらせたい』 ここでセルフィが当たったと大喜びした。 なんだろう。他のゲームだとあきらかに鬱陶しいキャラなの…

電波の画面をぼーと眺めていたらワッツがやってきた。 既に大統領はスタジオ入りしており、警備の兵士たちでとても電波ジャックどころの騒ぎではないという。 そこで急遽パルプンテは方針を変更した。 大統領には好きなことを言わせましょう。でもそのあとで…

パブの裏口から放送局へと向かう階段を登っていくと 巨大なテレビ画面があった。 そこにはアルファベットが映し出されていて、同じものが全ての周波数帯で流されることで 電波障害がおきているという。 アルファベットはどうやら英文だった。 Bring me back …

ティンバーに到着して駅に降り立ったらワッツが思い出した。 放送局へ行く道は、ティンバー・マニアックス社の近くにあるらしい。 ないよりはマシなヒントだ。とりあえずは街の様子を把握することにする。 ペットショップではペット通信を二冊手に入れること…

会議でどんな素敵な発言が飛び出すか知れたものではないので念のためにセーブをしておく。 セーブ部屋には当然大統領の人形はもういない。 その辺の人たちに話を聞いてみた。 ○森のフクロウを始めたのはワッツとゾーンの父親である。 ○とらえてはD地区収容所…

作戦決定! と嬉しそうなパルプンテである。 方針決定の間違いじゃないのか。 何のデータも集めずにいきなり作戦が決まったのか。 お前たちは作戦と願望を間違えてやしないか。 もううんざりだ。パルプンテにガーデンとの契約書を見せてもらう。 気になるそ…

「17年ぶりの放送がティンバー独立だったらすごいのにね」 というパルプンテの思いつきにゾーンが飛びついた。 そんなこといっても急すぎるでしょ。 大統領の行き先は放送局「らしい」という情報に 六人の未成年の知識を結集して「大統領の目的は何か放送を…

列車を一つ使ってダミーを作り デリング大統領のコピーロボットを作り パルプンテはバラム・ガーデンで学園長に直談判し スタントみたいな列車飛び移りなどを実行し 挙句の果ては殺し合いまでやっておいて ゾーンとパルプンテの感想は 「大統領が偽者だった…

気を取り直して。作戦は見事に成功した。 ぶっつけ本番で列車みたいなものを動かしたってのに すべてつつがなく運んだのはすごいことだ。 森のフクロウも実行犯としては優れている奴らかもしれない。 パルプンテを先頭にいよいよデリング大統領と面会する。 …

作戦を開始した。 実行部隊はSeeDの三人とパルプンテ。 ゾーンは腹痛で急遽リタイヤしワッツは「俺は情報収集」だからと主張した。 パルプンテもじゃまだからパスコードだけ渡して休んでいてほしいのだが なんでわざわざ自分がやろうとするかねえ。 しかし列…

ヒャダルコの心配をよそに作戦説明はより具体的なものへとうつった。 デリング大統領はガルバディア首都から列車でティンバーにやってくるという。 つまり、同じ大陸の一部なのだろうな。 ラグナもティンバーからデリングシティまで同じ装甲車で移動していた…

パルプンテにセルフィとゼルを紹介する。 全員が未成年のSeeDたちにも特に不満はないようだった。 まあ、リーダーのゾーンからして未成年なのだから文句をつけることもできないだろう。 ゾーンから今回の作戦の説明がなされた。 「はっきり言って今回の俺た…

女番長が自己紹介を開始した。 ああ、名前を入力できるのはヒャダルコと女番長だけだったのか。 全員できるのに、俺が初期設定でできなくしてしまったのかと勘違いしていたよ。 この迷惑な女番長にはもう常識で考えるとメダパニしかないのだが それはいくら…

列車の進行方向一番奥が姫さまの個室だった。 決して広くはない列車で、違和感あふれる金がかかっていそうな内装である。 実力で君臨する腕力女か あるいは金づるなんだろうか。 そんなことを考えながら部屋に入った。 ベッドで寝ているのは、なんとパーティ…

駅で列車を乗り継いだ。 案内された車内ではのんきな音楽にのせて青い服の半ズボン男が登場する。 って、お前がゾーンか! それにしてもゾーンさん。 車内でお前たちがSeeDかって言えるってことは この列車はもう貸切なのだろうか。 ということはけっこう資…

ティンバーはえらく小さい駅だった。 地方の無人駅くらいだ。単線の。 きっと週末の夜はこの地方のヤンキーがたむろするのだろう。 平日の夜は貧乏旅行の若者たちだ。 旅行者たちよ気をつけろ。 金曜・土曜の夜は無人駅に近寄ってはいけない。 どこからとも…

場面はふたたびSeeD専用キャビンにうつる。 先に眠ったゼル、セルフィが起きていて だらしなく床に伸びているヒャダルコをかこんでいる。 お前ら。 せめて寝台かソファに移動させてくれよ……。 列車はティンバーに着いたようだった。 ゼルが催眠ガスの可能性…

ゼルがティンバーについて知っていることを教えてくれた。 ティンバーは森林に囲まれた国だった。 しかし18年前にガルバディアが攻めてきて占領されてしまった。 いまではガルバディア領ティンバーとなっている。 大小たくさんのレジタンス組織があるらしい…

ティンバー行きの列車はなんと3000ギルもした。 しかし、ありったけのテントと聖水を買った彼らにはそんな金はない。 仕方ない。外でキスティス先生のぶんのサカナのヒレを狩るかと思っていたら バラムの港町を出る前にまた給料が入った。 ほんとに金に困ら…

応援メッセージをいただいたとおり 忘れずにシド学園長に話しかけ『魔法のランプ』をいただきました。 この中に師匠が入っているのだな。 おぼろに記憶も残っていますよ。 学園の外に出たらセーブできたので、早速使ってみました。 コウモリの羽を背中に背負…

ともあれ仕事を果たすだけだ。 ティンバーの駅でその組織の人間があらわれて 『ティンバーの森も変わりましたね』 と話しかけてくるから 『まだフクロウはいますよ』と答えるらしい。 よし了解だ。 ゼルがきょろきょろと見回してこの三人だけかと質問した。 …

集合場所には学園の教師と、ヒャダルコ、セルフィ、シド学園長がいた。 教師がいらいらと時計を見ている。 まだ来ていない奴がいるのだろう。 って、ヒャダルコ間に合ってたのか。 セルフィ、お前どんだけ早く起こしに来たんだよ。 と、時間前1分でゼルがス…