ラグナ

研究所から出たら、技術者とムンバが待っていてくれた。 あんな騒ぎなのにぼうっと突っ立っていて平気だったんだ。 エスタって不思議な場所だ。 博士の助手がやってきたが 彼も反アデル派の仲間だったらしい。 「下で派手にやったようですが この研究所を離…

エレベーターの止まった先ではバカ殿が騒いでいた。 シャンプーハットを首まわりに生やし エスタ人のあいだでもゲーム全体でも現代日本でも浮くであろう羽織袴を身につけている。 あれがたぶんオダイン博士だろう。 今わかった。イデアはオダイン博士と会っ…

緊急事態が起きたらしく、上の研究所にいる警備兵を呼べと命ぜられた。 その前にムンバに頼まれた道具を投げてやったら ムンバは受け取れなかったのか、道具が直撃したのか落ちそうになってしまう。 このあたりの動作、画面を見る限りではほうってやったとか…

画面をざっと見渡すと、目に付くのはあのエスタ兵の奇抜なファッションである。 どうやらラグナたちもエスタに来ていたらしい。 そういえばティンバーマニアックスにそういう写真があったな。 いまのところ3人は一緒であり、エスタ兵に何かを命じられている…

というところでラグナの夢が終わ……らない。 雨の音の中、接続が切れないという女の声が聞こえた。 エルオーネ? 元気なの? まだ無事だったんだねえ。イデアも正気に戻って一安心だ。 考えてみたらエルおねえちゃんは師匠を使っていないから イデアのことも…

棒読みの魔女が「騎士さま邪悪なドラゴンより私をお守りください〜〜〜〜」と助けを求めると 研修の時を思い出しながらラグナはガンブレードを振った。 何度でも言うが。 ほんとにこんな映画に子どものサイファーは心を奪われたのか。 そうなんだと言われた…

予想通り、ラグナの夢だった。 それも、今度は誰が誰に乗り移るか選べるのだがなんとウォードが復活していた。 久しぶり、ウォード。元気だった? のり移りだが、ゼルは当然ウォードに入ってもらって ラグナ様大好き! のセルフィにキロスに入ってもらった。…

酒場に戻ったがレインはいなかった。二階かな? 二階ではエルオーネとレインが会話をしている。 出直そうとするラグナにキロスが反抗した。彼の中の何かが聞けと命じるらしい。 おおセルフィ、そんなところにいたのか。 「ねえ、レインはラグナおじちゃんと…

とりあえず近況を知ることができた。 では仕事に移ろう。 せっかく会った友人に、ラグナはここにいるようにと勧める。 レインは「働きさえすれば」と快諾してくれた。 で、仕事ってなんだろう? 店を出て少ししたらキロスがその質問をしてくれた。 「この村…

来客はキロスだった。戦いやすそうな服装だが軍服ではない。 「ラグナくん、ひさしぶり」 崖から叩き落された割には元気そうで、ラグナのことも恨んではいないようだ。 しばしキロスと久闊を叙す。セントラからの大脱走からはどれくらい経ったっけ? 「あれ…

ヒャダルコの意識がとぎれ、ふたたびラグナを夢見る。 これまでラグナの位置はヒャダルコの特等席だから、まだ生きているのだろうか。 夢の中のラグナは私服を着ており、ウィンヒルという村の空き家に住んでいた。 しかしキロスとウォードは見当たらない。 …

ふたたび森の中である。 ラグナが遠くを見ており、ウォードとキロスが何か調査をしているらしい。 前回の夢からどれくらい経ったのかな。 ラグナ「わりい。間違った。現場はここじゃねえ」 ラグナの方向音痴は相変わらずだ。 しかし今回は、そもそも目的地の…

どうやら車中夢はここまでのようだったので この夢について考えてみたい。 とはいえ人物に感情移入する前に話が展開してしまったので とりあえず重要なことだけを列記するしかないだろう。 まずは人物編だ。 ○18年前、ラグナというガルバディア兵士とジュリ…

ジュリアの部屋へと向かう。 慎重にな、ラグナ。 不用意においしい思いをしそうだったら 逃げたほうがいい。 やっちゃったあと怖いオジさんが出てきてすごい慰謝料を請求される可能性大だ。 ……っていうか、それだったら上級将校を狙いそうなんだけどな。 そ…

足をつった情けない男だったのにジュリアがやってきた。 それを見てキロスとウォードは気を利かせて席を外してくれた。 ジュリアのために場所を作ろうとするも、ふたたび足がつってしまう。 しどろもどろになり考えることもまとまらないラグナには ヒャダル…

ラグナはほんとうにステージに上ってしまった。 すでにジュリアは演奏を終えて不審な侵入者をじっと見ている。 そのほかの客やスタッフが止めに入らないところを見ると ガルバディア軍の兵士のご乱心は日常茶飯事なのだろう。 (ああ、こんなにラグナが近く…

三人はソファの前で並びラグナの掛け声で着席した。 バカだ……。こいつらバカだ。 どうも三人それぞれ「いつもの」で酒が出てくるくらいの常連らしい。 ということは、この店にラグナが入れあげている女がいるのだろう。 と、思っていたら来た。ワイン色のド…

ホテルのフロントから下りる階段があり、その先はピアノ・バーになっていた。 この三人はピアノ・バーという雰囲気じゃないと思うのだが そして所持金も3000ギルしかないのだが まあこちらは兵隊だ。ツケは利くだろう。 水色のウェイトレスに話しかけたらい…

へっぽこ三人組が逗留したホテルの名前はガルバディア・ホテルだった。 いくらなんでも接収して名前を変更するなんてことはしないだろうから イタリアで俺が泊まった「ホテル・アルヘンティーナ」みたいに ガルバディア出身のティンバー人が経営しているのだ…

敵と出会った。 一匹はトカゲなのだがそいつの名前に見覚えがある。 ハウリザードだ! ネジを……落とすんだっけ? ぶんどるんだっけ? ぶんどる、だったらゆうざん師匠の特技なのだがまだ覚えていない。 落とすことを祈ろう。 ネジは手に入らずいやしの水を手…

なんだ? いきなりガルバディアの下級兵のような青色が三人森の中にいる。 画面上にはノイズのように「?」が渦巻くのだが その色が画面上のキャラの思考をあらわす白ではなくグレーになっている。 どうしてかわからないが、彼ら三人は途方にくれているよう…