敵と出会った。
一匹はトカゲなのだがそいつの名前に見覚えがある。
ハウリザードだ!
ネジを……落とすんだっけ? ぶんどるんだっけ?
ぶんどる、だったらゆうざん師匠の特技なのだがまだ覚えていない。
落とすことを祈ろう。
ネジは手に入らずいやしの水を手に入れた。
名前からして生命魔法精製だろうと思ったら案の定
これ一つからケアルラ×20が作れるようだ。すごいじゃない。
そういって喜んでいたら違った。
さらにこれ一つから道具精製でテント×2がつくれるのだ。
つまり、
いやしの水→(生命魔法精製)→ケアルラ×20であると同時に
いやしの水→(道具精製)→テント×2→(生命魔法精製)→ケアルガ20なのだ。
何か道具が手に入ったら、全部のアビリティを試してみる必要があるってことだな。


ウォードという巨漢がつぶやいた
「俺たち戦争に来たんだよな。ティンバー軍の屈強な戦士たちを相手に」
にゃんですと。
既に占領されている現在「ティンバー軍」は存在しない。
つまり、この映像は18年前ということになるのだ。
そして驚くべきは、18年前の彼らガルバディア軍兵士が
師匠たちをてなずけていることだ。
バラム・ガーデン以外のすべての国ならびに学園が
師匠を使用することを批判している。
でも、18年前はガルバディア軍も師匠を使っていたのだ。
どうしてそれをやめたのだろう?


この三人は小隊で、道を間違えたのか。
デリングシティに行きたいらしい。
そこがすでに占領したティンバーの町なのだろう。
進んでいるうちに装甲車を発見した。
乗り込むとデリングシティへと連れて行ってくれた。
到着したのはT字路になっている場所で
車線がひろいことから交通の要所だと思われる。
こともあろうにそこに、路肩につけるなどの配慮をすることなく停めやがった。
こんなだからガルバディア軍は嫌われるんだ!
「さーて飲みに行くか」
「飲みじゃないだろ、いい加減に攻撃に移れ」
ラグナがからかわれている。
飲み屋にそれ以外の目的がある。攻撃。
ラグナは飲み屋の女の子に入れあげているんだろうか。


ここで気がついたら2時間経っており、今日は終わりとする。
それにしてもこのラグナたちは何者だろうか。
彼らの会話に割り込んでくる「?」のグレーの文字たちは
おそらく彼らを夢で見ているヒャダルコの混乱を示しているのだと思うが
ヒャダルコたちの現段階の師匠やまほうをひきついだり
過去の映像を見たりするあたりで
よほど深い関係があるかと思われる。
ともあれこれから現在のガルバディア vs ティンバーレジスタンスの抗争に関与するのなら
そもそもの起こりである占領時の情報を得られることは非常に楽しみなことだ。
あと、飲み屋の女の子の上手な口説き方を
何かしら学べるかもしれないな。
ときメモで恋愛経験値を稼いだよ」と言う野郎はかなりアレだというのは昔どこかのサイトで知ったことだが
「FF8で飲み屋の姉ちゃんの口説き方学んだよ」というのはどんなものだろうか。
いや、言わなくていいから。わかってるから。