2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

草原の向こうに黄褐色の建物が見える。 遺跡、というよりは何らかの観測基地に思えるのだが ステータス画面を眺めてみるとセントラ遺跡と書いてあった。 気がつくと左上に19:38の文字があり、見る間に減っていく。 どうやらタイムトライアルに無理やり巻き…

相変わらず狩りの航海は続く。 次なる狩場はトラビアのミルフィーユ平原という場所に定めた。 ここにいるのはメズマライズという四足獣で、姿かたちはレイヨウに似ている。 神話の麒麟というほうがイメージは近いかもしれない。 頭部にアルファベットのCを…

全国11,201人のFF8ファンの皆さん今晩は。司会進行の私こと俺です。今週末がお花見びよりですね! 久しぶりのコメントをいただきました。ノルウェーはアルタからLastaさんです。 # Lasta 『F.H.の電力ですがあのバカ長い大陸橋の真ん中、かつドックと駅があ…

翌朝、鳥たちの鳴き声が聞こえる。 相変わらずゴロゴロしていたヒャダルコを、放送が呼んだ。 『ヒャダルコ委員長! 至急ブリッジに来てください』 学園長室ではなくブリッジ、というあたりでシドじゃないような気がする。 いよいよこの学園が船として動き出…

考えていることはともかく、ヒャダルコは自分たちの提案について尋ねた。 「みんなの気持ちはわかった。でも……」 暖かいものと出会ったとき、それが暖かいから、失うことが怖いから拒絶するのはヒャダルコの本能だ。 パルプンテがなにを言っても、その言葉の…

駅長室へと向かう長いタラップを下りきる。 さあ、演奏が始まる。 ステージは四つの丸い台座が連結しているもので もっとも客席側にタップのセルフィ、その向かって斜め右後ろがフィドルの先生 左後ろがフルートのアーヴァインでいちばん後ろがギターのゼル…

場面は一気にF.H.の駅長室への通路へ移った。 駅長室のあたりでは巨大なステージが燦燦と光を発している。 夜でもこんな大量の電力を使えるあたり 風力発電も相当なキャパシティがあるのだろう。 ガーデンも技術供与を受ければいいのに。 ほぼ確実にたつきち…

黙って自分を睨むだけのヒャダルコを、パルプンテは身をまげて下から見上げた。 「ね、コンサート、一緒に行こう?」 このポーズ、この子は好んでするのだがどうしてだろう。 よくmixiのプロフィールに載っている、女の自分撮りが見上げ顔ばかりなのは 少し…

それぞれの楽器は決まった。あとは夜まで特訓して、本番を迎えるのみだ。 「夜はパルプンテの番だからね」 というと、パルプンテはボーカルじゃないのだろうか。 ああ、ヒャダルコは絶対にコンサートなんか見にこないから 犬をけしかけて連れていく役目なの…

今日は時間がないのでパート選びのみとする。 そのために、八つの音を全部聴いてみた。 散々聴いてみたら、明らかにこの4つだけが同じメロディだということに気づく。 それは ギター フィドル フルート タップ これである。 これでダメなら、初めてFF8をクソ…

あー、ダメだ。パルプンテはアーヴァインとセルフィにとっつかまってた。 まあ、今はヒャダルコは本人のためになることを考えているから そっとしておいていいのかな。 「どもども、みなさん」 セルフィもいるって事は、集めたメンバーって結局こいつら? 確…

また不貞寝してます。 (……魔女と戦うのはいいんだ) それは認めている。SeeDはそのために作られたものだし、何しろサイファーには仕返ししなければ。 おや? SeeDでいる限り? サイファーへの怨念を捨てれば、あとはSeeDをやめるだけなのか? やめられるか…

一方ヒャダルコはシド学園長への報告を済ませていた。 セルフィたちからも報告を聞いているらしい。 「セルフィは報告を日記に書いて公開すると言ってましたから まだなら君も見ておくといいでしょう」 なるほど。魔女イデアのこととか結局アップしてしまっ…

さて、チュートリアルを読み落としていたみたいだけどアデルは死んだわけではなかった。 ということは、単純にイデアの配慮はアデル相手だったのかもしれない。 考えてみれば、力を隠して生きることが自然である魔女たちの歴史において この20年で野心ある魔…

さて、セルフィを慰める前にアーヴァインをいろいろ案内してあげよう。 教室で、そのセルフィが管理する文化祭のページを見る。 お知らせには、今回はダメだったけどという言葉が書かれていた。 え? いろいろなドサクサのあいだに文化祭として設定されてい…

F.H.に対する理解も深まった。ヒャダルコもいろいろ考えた。 満足した気分でバラム・ガーデンに帰ろう。 それにしてもアーヴァインはどうしてここにいるのだろうか? ゼルとセルフィはSeeDであり、どちらかが説明をしているのだろうとわかるが。 ああ、ふた…

全国9,502人のFF8ファンの皆様こんにちは。司会進行の私こと俺です。明日は茨城県にて自給自足の生活にチャレンジされている方のところへ見学に行きます。その方の自給自足はすべて自分で作るのではなく、同じ主義の人と分業して物々交換をしよう! というも…

F.H.は普段の姿をとりもどした。 パルプンテに憑依していたゆうざん師匠の守りがいなくても、敵と遭遇せずにすんでいる。 街の人の反応はどうだろう? そう思って色々歩いていたら どうやら釣り少年が初めて爺さんに自慢できる釣果を得たらしい。 よくやった…

パルプンテが一人残っていた。どうした? 「さっき、セルフィたちに『おかえり、会えてよかった』って言ったよね」 ヒャダルコらしくなかったが、とっても優しかったという。 そう思ったから言っただけだよ悪かったな。ヒャダルコがそうふてくされると 相変…

SeeDだと名乗ると兵士は秘密兵器のアイアン・クラッドというのを用意しだした。 その隙にドープ駅長に釈明をする。 SeeDはこの方法しか知らない。 この方法は確かに良くないんだろう。いつかはなくなるべきなのかもしれない。 でも、そのためにはあんたみた…

学園長に報告しよう。発電エリアの階段をとことこと登っていったら 息せききってF.H.の住人が降りてきた。 「ガ」「ガ」「ガ」「ガ」 「ガンダムが大地に立った〜!」じゃなくて 「ガ」「ガ」「ガ」「ガ」 「ガキの使いやあらへんでに爆笑問題出演〜!」 で…

いよいよ駅長に会いに行く。 駅長の名はドープといい、地べたに座っていた。椅子は使わないのかな。 その背後には女性が一人これまた座っている。 ドープ駅長は単刀直入に「いつ出て行くのか」と訊いてきた。 無愛想で唐突だなあ。まあ、招かれざる客なんだ…

二階奥のデッキから外に出ると フィッシャーマンズ・ホライズンの住人に待ち受けられていた。 「察してはいると思うが上陸前に忠告をしにきた。我々は戦闘行為が嫌いだ。街の中ではバトル禁止。 それがこの街のルールだ。理解したか?」 「はい。我々はガー…

『ヒャダルコ君! SeeDのヒャダルコ君! すぐに学園長室まで来なさい』 来なさい、だ。来てくださいのような他力本願的なところはまだ薄い。 これならまだしっかりしているという希望が持てる気がする。 『繰り返します。ヒャダルコ君、学園長室まで来てくだ…

パルプンテをつれて散歩に行く。 今度は図書館でも見せてやろう。プルルンが好きだという天の声も聞こえたことだし。 そう思っていたら館内放送が流れた。シド学園長だ。 『みなさん、こんにちは。学園長のシドです。ひさしぶりの館内放送復活。まことに喜ば…

全国8,955人のFF8ファンの皆様こんにちは。司会進行の私こと俺です。友達に「大丈夫? FF以外のことしてる?」と心配されました。早いところ終わらせて実のあることしようと思います。 本日もコメントをいただきました。ありがとうございます。タイはチェン…

ここにも考えてもまとまらない男がいる。 エルオーネはイデアのSeeDたちの船に乗り学園を離れていったが たぶんヒャダルコはそれを見送らなかったろう。 ぐるぐると考え続けていたに違いない。 (どうして人に頼るんだ。自分のことは自分でなんとかすればい…

キスティス先生も同じ推測に至っていたようだ。 やはり、エルオーネはあの子であると……って、あれ? エルオーネを見ているのはヒャダルコと、キロスになったアーヴァインだよな。 ゲームに表れない時間の中で、ラグナの夢に関する情報は共有されているらしい…

学園長との会談を終わらせてエレベーター前ホールにやってきたら シュウ先輩に名前を呼ばれた。なんですか〜? シド学園長、知らない? 息せき切って、どうしたんですか? 「事件な感じ?」 こらパルプンテ。先輩になんて口の利き方をするんだお前は。 それ…

さて、本題だ。 「魔女イデアのことを教えてください。学園長の奥さんだと聞きました」 お前、ずばりだなあ。 パルプンテと付き合うようになって直球の強さを学習したのだろう。 それは見事に奏功しシドはその一撃でとりつくろうことをあきらめた。 「イデア…