2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

学園長はやはり保健室にいた。カドワキ先生は面会をしぶったが、本人が大丈夫だという。 「……ほんとにいいのかい?」 ふつう、そこを判断するのは医師の役目だから これを訊いたということは学園長の不調は精神的なものが大きいのだろう。 「ええ。もう、じ…

全国8,509人のFF8ファンの皆さんこんばんは。司会進行の私こと俺です。家の近くの桜の木にびっしりとつぼみがつきました。もう春ですね。 さて、本日もコメントをいただいております。ベルギーはゲントからななせさんです。 # ななせ 『おまけばなし。 実は…

マスターを叩き伏せると、パルプンテに何がどうなったのか尋ねられた。 「気にするな。わけのわからないことが増えただけだ」 そうだよなあ。もうシド学園長も信頼できなくなった。 最近まで学生だったヒャダルコにとって、問題とは先生が回答を持っているも…

「シド学園長と・魔女イデアの・ものか!? あの夫婦のものか!?」 シド学園長とイデアが夫婦だと、マスターは言った。 てことはなんだ。夫は奥さん対策に記憶障害を恐れずに傭兵を鍛え上げ暗殺に差し向け 妻はその報復としてミサイルを旦那さんの家にぶち…

がっくりうなあれたシド学園長が、ヒャダルコたちを見て驚いた。 「……見ていましたか?」 うなずくしかない。 「大人だからって、なんでもがまんできるわけじゃありません」 違う。 あんたはことカネに関しては子どもだから我慢できていないだけだ。 立ち去…

マスターのいるフロアまでおりてきた。 MD層があったりマスターのいるフロアがあったりといろいろ裏の顔があるところだな、ここは。 うす蒼くほの光るその空間の装飾はたとえばガーデンの舞踏場などとは違う様式である。 近いものをあげるとするなら、ガル…

案内をしていたらガーデンの教師に話しかけられた。 生徒No.41629のヒャダルコか? って、学籍番号が5桁かよ! 生徒多すぎ! 魔女に対抗するためにシドが学園を作ったのが始まりだとすると、まあ17年。 ヒャダルコが入学したのが5歳の時として設立後5年を経…

保健室に行くと、カドワキ先生に「彼女かい」と冷やかされた。 もちろんヒャダルコはあっけなく否定しパルプンテが呆れた。 こういうときは嘘でも『そうだ』と言うのがエスコートしている男のたしなみなんでないのかと。 そうか? ここでプレイヤーである俺…

パルプンテ姫に学園を案内してあげることになった。 しぶしぶのようだけど、断らないところをみると好意とはいえないまでも仲間意識は感じているはずだ。 何しろほうっておくと生まれてしまう思索の中には SeeDの仲間であるセルフィやゼルだけではなくガルバ…

全国8,112人のFF8ファンの皆さんこんにちは。司会進行の私こと俺です。 本日は東京国立博物館に行ってきました。もう三十路なんだから「俺には芸術はわからん」って言っていいですか。いい加減、わかったような振りするの疲れました。 それでも何点かあった…

部屋でヒャダルコが物思いにふけっている。 あれから総出でマスター派の放ったモンスターやMD層にいたモンスターを退治して することがない待機の状態である。 やらなきゃならないことは山積みながら、ごろごろとヒャダルコは寝返りを打つ。 いろいろありす…

エレベーターに乗り込むとロケットが空を走るムービーが始まった。 司令官の執念で発射されたそれは、しかしセルフィたちの干渉で誤差が少しはあるだろう。 どれくらいずれてくれるのだろうか。 エレベーターが止まってしまった。スイッチを押しても反応しな…

エレベーター前で上の階へ向かうシュウ先輩を発見した。 探して二階教室の奥の廊下へ行くと 彼女は一人で待ち構えていた。 「あなたたちはどっち派?」 すごいな。 ここでマスター派と言われたら ひとりで戦うつもりだったのだろうか。 そうそうたる師匠たち…

図書館には学園長はいなかった。いると見せかけてここを守るように言われたらしい。 誰にだろう? シュウ先輩かな? と期待していたら ほんとうにシュウ先輩だった。なんてこと。 ゲームなんだからしょうがないけど ほんとに名前の出たキャラを使いまわすよ…

一方ヒャダルコたちがバラムガーデンに到着したときも ガーデンはまだそこにあった。 セルフィたちがうまくやってくれたのか それともミサイルがまだ到着していないだけなのか。 とにかく学園長のところに急がなければ。 しかし入り込んだ学園は混乱の坩堝に…

全国7557人のFF8ファンの皆様こんにちは。ようやく自転車に乗り始めた私こと俺です。これまではずっと寒かったからねー。 板橋から上野公園って自転車だとあっという間に着くと知りました。数日かけて上の近辺の博物館を全部クリアーしようと思います。 さて…

ミサイル座標データを設定したとの報告を行うというセルフィを信じ衛兵は通してくれた。 あんなに小さい奴がいただろうか? と疑問に思っているが通ってしまえば問題ない。 誤差を最大にされたことにも気づかずミサイルは発射されようとしていた。 そこにセ…

どうやらドアを開けるにはIDカードが必要らしい。 アーヴァインが目ざとく見つけてきてくれたので開錠することができた。 ドアを抜けたら衛兵がいるが、こちらは軍服を着ているのだ。別に気にする必要はない。 いつもどおりでええやんか。 それでも念には念…

デリングシティにて準備を万端整えるぶん時間がかかってしまったが いまだ二度目のミサイルは発射されていないようだった。 ミサイル基地の入り口では特に問題もなく通してくれた。 軍服は車の中にあったものを利用しているが 女性であるセルフィが見咎めら…

まずはバラム報告組から行動を開始する。 駅があって方向も正しいからとにかく乗ってみよう。 無断で動かしたら兵隊に怒られたが とりあえずバラムへの距離を稼げそうだ。 一方でミサイル発射軍団であるが 調子に乗って燃料から火炎弾を作りまくっていたら …

どれくらい経ったろうか。ふたたび地上に現れた収容所から これ幸いと車を二台かっぱらって逃げ出す。 流れで男カーと女カーに別れてしまいアーヴァインはガッカリしている。 まあ、今回の件では株を下げっぱなしだからなあお前は。 ヒャダルコは無駄なこと…

「とにかく逃げ出すなら今のうちだ」 しかし地下の扉は埋まっているんだぞと反論するが。 そりゃそうだとアーヴァインは気にしなかった。 この刑務所は今は潜っているからね。 なんと。 この刑務所は地下に潜ることができるのか。 何しろ一度はいったら生き…

ビッグスを蹴散らすのは当然のことであり やられたビッグスが何かのスイッチを入れるのも予定調和である。 警戒警報が発令されて、モンスターが放たれたらしい。 だがゆうざん師匠のエンカウントなしの前には無力だ。 ゆっくりとヒャダルコを探す途中でバラ…

またまた場面はゼルたちへと戻る。 まあとにかく待ったりしてないでさ、脱出方法を考えようよ。 キスティス先生も特になにかアイデアを出すつもりでもなかったらしい。 先生を首になってからの精彩の欠けっぷりはすごいものがあると思う。 任務の直前で現場…

またまた舞台は変わってゼルたちである。 それにしてアーヴァインはどこにいったのだろう? 狙撃の場所にじっとしていたのならともかく 実際にイデアに銃弾を撃ち込んでいるのだが。 彼はSeeDではなく魔女暗殺は彼の意志ではなく 責任はすべてシド学園長とド…

フロア7がゼルたちのいる場所らしい。そしていやな感じのヤツがやってきた。 さっきの音は、とそいつが説明する。 「おまえたちの仲間が拷問を受ける音だ」 おそらくにやついているんだろう。4人のうち3人美人ならそりゃ嬉しいわな。 反抗のそぶりを見せた…

目が覚めた。 ゼル、キスティス、セルフィ、パルプンテが薄暗い部屋にいる。 ゼルが身を起こしたらキスティスが「あっちの世界」かと訊いてきた。 ええ? 盗み聞きしようとしたのはゼルだったのか? 「ラグナ、元気だった?」 セルフィがすかさずラグナ様の…

全国6,416人のFF8ファンのみなさまこんにちは。司会進行の犬好きにして猫好きです。 本日から農業体験をはじめます。ツナギを新調して地下足袋も買いました。地下足袋はいいですね、歩いた時の足の裏の感触が。 さて本日もコメントをいただいています。ベル…

酒場に戻ったがレインはいなかった。二階かな? 二階ではエルオーネとレインが会話をしている。 出直そうとするラグナにキロスが反抗した。彼の中の何かが聞けと命じるらしい。 おおセルフィ、そんなところにいたのか。 「ねえ、レインはラグナおじちゃんと…

とりあえず近況を知ることができた。 では仕事に移ろう。 せっかく会った友人に、ラグナはここにいるようにと勧める。 レインは「働きさえすれば」と快諾してくれた。 で、仕事ってなんだろう? 店を出て少ししたらキロスがその質問をしてくれた。 「この村…